赤とんぼ
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 おととしの冬、ベランダに出て驚いたことがある。
 冬の風景はかなり無彩色なのだが、そこに黄色と黒の鮮やかな色彩をした生き物がたたずんでいた。
 ハチである。

 秋が長く続き、2月ころになって、ようやく冬になったあの年の話だ。
 彼は、気温が下がってこれから漸く冬が訪れるというこの時期に、気だるそうに、やけにゆっくりとした動作で餌を探していた。

 彼は、そのあとどうしたのだろう。

季節を間違えた生き物まとめ


 インターネットで検索すると、かなりの記事が現れた。ずらりと紹介してみよう。

春のトンボ、8月に羽化 高知、「秋風」で季節勘違い?
asahi.com(朝日新聞社)
 2008/8/22/高知・ヨツボシトンボ(トンボ科)羽化。(通常・4〜5月)

季節を間違えたバイカウツギ
庭の四季を綴る
 2007/12/14/四国北部・バイカウツギ開花。(通常・初夏)

「幻のキノコ」顔出す 白浜の松林に松露
AGARA紀伊民報
 2008/1/6/和歌山・松露発芽。(通常・春と秋)

季節を間違えたつつじ
京都御苑
 2004/12/17/京都・つつじ。(通常・春)

季節を間違えた花
Niioの写真館
 2007/10/8/東京・つつじ。(通常・春)

咲く季節、間違えた? あちらこちらでサクラ
AGARA紀伊民報
 2005/10/18/和歌山・桜。(通常・春)

季節を間違えたようです。
己高庵日記
 2006/12/2/滋賀・つくし。(通常・春)


赤い花
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温暖化?


 この中には、珍しいのだけど、よくある例も含まれる。桜やつつじは、ときにそういうことがあるそうである。
 今回の記事を環境問題に直結するのは少し早計だが、温暖化の影響はあるようだ。
 地球温暖化も実は環境問題と直結するのは早計だが、しかし、逆に人間の活動以外に温暖化の理由を挙げよと言われれば、少々歯切れの悪い答えしかだせないのも事実である。

 温暖化とは関係なく、自然破壊を進行させ、あまたの生き物を絶滅に追い込んでいるのは、紛れも無い事実である

 鉄腕ダッシュというジャニーズのトキオの有名な番組があるが、私は好きで良く見るのだが、少し前にこんな回があった。
 ダッシュ村で飼育しているミツバチが、春が来る前に冬眠から覚め、蜜を探しに行っている。
 こういうハプニングだった。季節は冬で、その年は暖冬だった。
 もちろん、花はまだ咲いておらず、途方にくれるハチたちと、トキオの姿を描いていた。

 自然界は、生き物同士が相互に作用していて、ある一種が滅ぶと、それを糧にしていた種が滅び、そのまたその種を糧にしていた種が滅び…
 そんなことは分かっているであろうが、その回を観た時は、それが実感として感じられた。

環境問題


不安な空
 さて、では、話を地球温暖化に戻してみよう。
 地球は実は、このような人間が起こすチャチな気候変動など足元にも及ばないような規模のものをしょっちゅう起こしている。
 大規模な所では、「全球凍結」とか、「隕石の落下」とか、「シベリアの大噴火」だとか、地球環境を一瞬で変化させる規模のモノもたくさん起こしてきている。
 長いスパンで見れば、氷河期など可愛いものなのである。

 さて、地球規模で見れば珍しくもなんともない環境の激変だが、なぜ今こんなに問題になるのだろう。
 答えは簡単だ。それは、「人間が滅んでしまうから」なのである。

 今騒いでいる環境とか、エコ等の活動は、人間だけの自己中心的な行動、エゴイズムなのである。
 元を正せば、パンダを保護するのは、パンダの為ではないのだ。人間が、人間の為に、パンダを保護しているのである。
 パンダは、自分達が滅ぶことを悲観しているであろうか?
 恐らく、仲間になかなか出会えないことは悲しいだろうが、自分達が滅ぶと言うことは認識さえしていないのではないだろうか?
 パンダに救援を求められたことは、恐らく一度もないはずだ。

エゴイズムは悪か


 エゴイズム、こう言われると不快だろうか?
 エゴイズムは、悪だろうか?

 私は環境問題に関してのエゴは、そうは思わない。
 非常に生身の生き物くさい、血の通った考えだと思う。

 大きな大きな地球にとっては、生態系が壊れようが、森林が無くなろうが、生物が居なくなろうが関係ない話だろうが、悪いが、人間はそうはいかないのだ。
 生き残りをかけたサバイバルなのである


 パンダを護るのも、苗木を地面を掘って植えるのも、人間にとっては、生き残りをかけた壮大なサバイバルなのである。

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2008.08.24 Sun l 有名な社会問題 l COM (6) TB (0) l top ▲
コメント
 ハチと言えば少し前に「蜂群崩壊症候群」というのが騒ぎになっていましたね。
 養蜂業のミツバチが巣を捨ててどこかへ行ってしまうとか…
 ミツバチも資本主義で搾取され続けると「自分探しの旅」に出てしまうのかもしれませんね(笑)
 それとも集団ボイコット?

 こういうニュースや異常気象などの報道を知ると、人間は自然を守ろうという運動をしていますが、むしろ人間は「自然界から見限られ始めているのでは?」という奇妙な感覚に囚われます。
 人間を中心に据えたエゴイズムのような視点で考えていられる内はまだマシなのかもしれません。
 このまま行くと「大自然様、人間を見捨てないで〜!!」とすがり付かざるを得ないような状況になりそうです(笑)
2008.08.25 Mon l 泡雲法師. URL l 編集
 浮泡法師さんは、さびしがりやさん系でしょうかv-407

 より、「蜂群崩壊症候群」ですか。なんだかニュースで聞いたことがあるような…

 というわけで、ウィキ見てみたんですが、農薬、伝染病、遺伝子組み換え食品の投与など、様々な原因が考えられているようです。
 気候変動も一説としてはあるようですね。
 でも、実際の所は訳が分からないようです。

 女王蜂と幼虫を残して、働き蜂がすべて去る。確かに尋常ではないですね。

 なんだか、非常に緻密で精密で、繊細なコンピュータの基盤を切り取って、そこから鉄だけ取り出して(自然から、ある特定の資源を抽出)、
 ごく単純な、言ってみれば適当な似たような基盤を差し替えている(植林等を初めとする環境保全)ようなモノなのかもしれません。

 非常に緻密で精密で、繊細なコンピュータの基盤。本当は非常に多様な様々な機能がついているんですが、人間には分からない。
 取りあえず、この機能とこの機能を備えた基盤で十分でしょ。という感じで取り繕っているだけなのかも知れないですね。

 自然はもはや、つぎはぎだらけのボロボロの状態なのかもしれません。

 自然治癒力よりも先に傷口を広げ、とりあえずオロナインでごまかすという感じでしょうかねぇ…
2008.08.25 Mon l サキ. URL l 編集
 人間は自然を理解しているつもりになっていますが、実際は全く解っていないのかもしれません。
 今までも「多分こうだろう」という推測でやってきているだけですから…そもそも自然物の一つに過ぎない人間の脳ミソで全てが理解できるものなのかも疑問ですし。
 むしろ地球規模で物を考えた場合、人類による環境破壊や人類の滅亡も、46億年以上続く生命の歴史から見れば織り込み済みの出来事なのかもしれませんよね。
 人間の歴史が戦争の歴史でもあるように、生命の歴史は進化と絶滅の繰り返しですから。
2008.08.26 Tue l 泡雲法師. URL l 編集
 まえ、イラストレーターのイラストだったと思うのですが(どんなトコで見たか、全く思い出せない。脳内か!?)東京の遠景を表現して

「カビのようだ」

 なんて、白く変色した平野部を表現して言った人がいます。(と思います。脳内でなければ(笑)

 大通りはまるで菌糸のようで、ビルは胞子嚢。
 言いえて妙だと思いました。

 地球が意識を持っていて、しゃべれたとしたら、なんと言うんでしょうね。
 恐らく、森林は緑カビ、都市部は白カビが生えたなんて思っていそうです。

「かゆい」なんて、呟いたりして。
2008.08.26 Tue l サキ. URL l 編集
 カビかぁ〜(笑)
 確かに地球から見たら人間、というより地表面なんて薄っぺらな皮膚ぐらいの感じでしょうからねぇ。
 かゆくなって擦ったら垢と一緒に落ちちゃった、ぐらいにしか感じないかもしれませんよね。
 蚊は人体に針を刺して血を吸っていきますが、人間は地球に穴を掘って石油を吸いだしてますしねぇ。
 地球から見たら人間なんて「何か変なのが蔓延ってるなぁ…」ぐらいの気持ちなのかも。
2008.08.27 Wed l 泡雲法師. URL l 編集
 これまた、逆にカビから見た人間はどう映るんでしょうかね?
 住まい?
 住まいに中に居るなんか、物体みたいな。
 無いなら無いでも全然困らない。みたいな?(笑)

 たまにドメストされますが、分身や仲間の数は天文学的数値になるでしょうから…

「かゆい」とか言って、手を掻いた時に剥がれ落ちた数個の皮膚細胞。
 人間必殺技のドメストの威力もカビにしてみたら、そんなもんだったりして。

 何の話でしたっけ?(笑)
2008.08.27 Wed l サキ. URL l 編集
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