はじめから読む


冷戦とは、何だったのだろう

 一度、「国家」と言うモノに立ち戻って考えてみよう。
 人々は国家を護る為、軍隊を持ち、強力な武器を開発していった。より強力な武器を開発した君主は、欲望に従って他国を侵略し、民と富を獲得し、それで得た国力で、また侵略を繰り返す。最終的に、近世最大の国家「アメリカ合衆国」と「ソビエト社会主義共和国連邦」を生んだ。

 今までは、国力が増せば、欲望のまま他国を侵略していたが、ここで奇妙な現象が起こった。「冷戦」である。
 両国共に、世界を席巻できる国力を備えながら、一歩も動けなくなったのである。正確には、対局する両勢力が他方を二十分に凌駕できる国力を持ってしまったため、侵略しようとすれば、双方共倒れでは済まず、人間自体が滅んでしまうという状況になってしまったのだ。
 これが、「抑止力」というものである。

 双方が開発した武器があまりに強力すぎて、結局無意味になってしまったのだ。

自衛隊の必要性

warship.gif しかし、アメリカとソビエト間では無意味であっても、他国には脅威以外の何者でもない。
 現実に、強力な武器を持たない朝鮮、ベトナムは両国の餌食になってしまう。直接対決は避けたが、そこの利権を得るため、「支援」と言う形で民衆を踏み潰した。
 さあ、現在は冷戦も終り、ソビエトの脅威はなくなった。自衛隊は不要か?
 そうはいかない。日本の後ろには米国が控えているが、対面する中国には、ロシアの影がちらつき、大国インドとの関係を改善させている。台湾には、西側の強力な兵器が配備され、朝鮮半島にもそれぞれ精鋭部隊が揃っている。
写真素材:軍事関連壁紙集(フリー素材)

 現在の人間の精神レベルでは、自衛隊は「戦争を避ける為」必要なのである。特に、セレブたちの精神レベルを信用できる訳がない。
 自衛隊を排除し、アメリカを失望させることは、非常にリスクが高い賭けとなる。戦争を無くしたいがために自衛隊を排除すれば、逆に戦争を誘発する火種になりかねないのだ。

間を飛ばしてはいけない

 まず、自衛隊を排除する為に必要なものは何なのか?
 まず、手をつけるべきはそこなのだ。考えるべきはそこなのだ。憲法有りきではない。自衛隊解散が先ではない。いきなり軍隊を取っ払ったところで、何の解決にもならない。
 われわれ民衆が賢くなるのだ。国を越えて、それぞれの民族が、それぞれの民族に敬意を払うのだ。国家は、文化や我々民衆を食い尽くす存在なのだ。
 下層の、しかし大多数の我々民衆の精神レベル、賢さ、冷静さ、正確さを育てていけば、兵隊同士、戦うのが馬鹿らしくなる。
 国の為、つまり、一部のセレブの欲望の為、なにゆえ殺しあわなければならないのか?
 ブッシュを喜ばせる為、福田を喜ばすために戦うのは、馬鹿らしくないか?
 双方の民族を尊敬しあい、文化を高めあったほうが、良くはないか?

 双方、いや、すべての国の民が、その馬鹿馬鹿しさに気づいた時、その時が自衛隊、米軍、すべての軍隊を解体出来る時なのではないだろうか?

saeko050.gif
 パッと見、色々「ん?」
てのがあるよね?


 あるよぉ。特に概念的にバサッと結論付けているところは、「あれ?ホントにそうか?」と疑って欲しい。

saeko999-003.gif
 ん? よーするにホントは
手抜き?


 うっ…まあ、いつもどうりとゆーことで…
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2008.07.24 Thu l 戦争 l COM (2) TB (0) l top ▲

コメント

サキさん見ていて思うのが、
思想の地雷原を躊躇なく疾走しているように思うことです(笑)
案外、私はセンシティブな問題には介入すると泥沼化してしまうのが怖いので、あんまり結論のでない話は記述したくないですね。ある意味主張系のブロガーとしては、私はそのあたり弱いです。

自衛隊の必要性。
これも戦争をなくすには、
武器を捨てるのが先か、紛争をなくすのが先か
という、たまごとにわとり論に引っ張られがちですよね。

軍=戦争

という具合にパブロフの犬のごとく日本人は反応しますし、お互い自分の経験や、読んだ本の受け売りになっちゃいますから。

ちなみに私は、自衛隊や軍隊は地球上に存在する以上、捨てるのは不可能であり、使わせないように管理の仕方を学ぶべきである。と考えます。
核兵器に関しても同じ思想スタンスです。

持っていることと使うことは別物ですし。

所持するものを捨てろというのは、他人に期待しすぎの思想家が言うものです。そんなに人間賢かったら、苦労しません(笑)

ただ・・
ここから解釈が割れるのかもしれませんが、
日本の場合、自衛隊が災害救助隊でしか、実力行使をしていないため、(イラクに行ったじゃないか!という批判もあるかもしれませんが、公式見解では、非戦闘地域への派遣ですw)対外的に日本の国土や国民の生命が侵された場合、実力行使をするのか否か?が非常に不明確なところが問題だと思います。
拉致問題や竹島問題などの対応では、実力行使を推奨はしませんが、それに類する動きがあっても当然しかるべきだと思うんですね。仮に、日本がアメリカ人を拉致して、韓国チェジュ島は日本領だと主張して、軍事要塞の建造と警備兵を配置すれば、間違いなく、空爆されると思うんですね(笑)

仮に
銀行のガードマンが実は人間によく似た「カカシ」で、日本の警察には犯人を捕まえる能力がないことがバレたら、銀行強盗は躊躇なく、犯罪を起こすでしょう。

それと同じで、張子の虎であることがばれたなら、自衛隊などいりません。なぜなら抑止力になりませんから。
2008.07.29 Tue l 半山. URL l 編集
 地雷原、ぶっちぎりますよ〜(笑)
 いや、でも良いんです、それで。無茶なことばかり言ってますが、これ読んで火の如く怒っておられる方もいるかも知れませんが…きついこと言ってますが、結局求めてるのは妥協点のような気がします。
 妥協点と言うと言葉が不味いですが、いい方向の妥協点。

 私、「強烈な意見」の方がコメントしやすいと思うんです。たまに、そんなブログ見るとコメントしたくなりますから。(恐ろしいので滅多にしませんが…(汗)


 で、自衛隊ですが、私もほぼ半山さんと同意見です。というか、考えれば考えるほど、知れば知るほど、「無くす」というのは飛躍しすぎと思うんです。
 そう、災害救助も頼りになりますし、実際に北朝鮮軍が本土上陸(後先考えなければ、物理的には十分可能です)したとしたら、「自衛隊、助けて」と願ってしまうと思います。
 ただ、半山さんの言うように「抑止力」に関しては、結局米国の軍事力の強大さと、それを嵩に着る政治力による部分がほとんどだとは思いますが…
 政治的に動けなさそうですしね…。ただ、米国に大金を払って味方にしている以上は、これ以上自衛隊に権限をつけるのはどうかと思います。逆に危険だと思います。バランスが取れている状態で、軍拡(軍の権限増大)させれば、いつかの冷戦のようにチキンレースに突入し兼ねません。
 中国が、これでもかと軍拡するのは、日本相手ではなく、米国が恐いからに他ならないと思います。そう言う意味では多分日本は眼中にないでしょう。


 それやこれやで、もし本当に戦争を無くしたいなら、ポイントはそこじゃないっていつも思ってしまうんです。

 なんか、一定水準の教養、一定水準の度量を世界中の人間が持てば、戦争は起きないんではないかと思うくらいで…
 逆に、それがないから、傍目にほとんど違いの分からない人種同士で卑下しあい、武器を取る。大国や資本家、そして政治家に「利用」される。
 極論すれば、民衆個人同士には戦う理由なんてありませんし…考え方が違っても、ほとんど個々では殺しあったりしないはずです。それを、みんなが知れば…と思うんですが…

 うーん…そんなことを言ってみても、現実にどうすればいいのか途方にくれてしまうんですが…
2008.07.29 Tue l サキ. URL l 編集

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