【戦争】自衛隊は必要か?(1)

日本軍は必要か。
現状から答えてしまえば、「自衛隊」は必要である。反戦の立場に立つ当サイト筆者が何を言い出すのか。
実は、反戦反戦と無策に叫んでいても、進展は非常に遅い。効果も疑問だ。世界中の政治家や軍高官、セレブ達が気づいた時には既に我々民衆が再起不可能な状態である可能性が非常に高いからだ。つまり、第三次世界大戦である。要するに彼らは搾取する相手を失った時、その時にやっとすべてを悟るだろう。
「戦争は、金にならねぇなぁ…」
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国と言うモノ
国として護るべきものは、一体何なんだろう。まず、民族と文化に限定して話を進めてみよう。
始めに気づいて欲しい点は、「お国の文化を守り育てていく手段は、実は国家に限定する必要はない」ということだ。
人々には、現在「民族」「宗教」「地域」等様々な括りが出来ている。そして、最強の括りが「国家」である。
しかし、実は国家はその「民族」「宗教」「地域」を守り育てる役目は必ずしも果たしてはいない。国境と、民族の集合体は必ずしもイコールではないということだ。
日本に住む私達は、意識しづらい問題だが、日本にも「異民族」はいた。有名どころが「アイヌ」と「琉球」である。極論でいくと現在「独立」していたとしてもおかしくないのが北海道と南西諸島だ。
現在は文化はほぼ完全に交ざり合って、本土と同化しているため問題はないが、北海道と沖縄は、長い時間独自の文化を育んできており、本格的に日本史に登場してくるのは、中世の終わりごろ、つまり、江戸時代が始まるちょっと前の時代で、琉球などは未開地などではなく「琉球王国」という、れっきとした歴史を持つ国があったのである。
もちろん、言わずもがな、であろうが。
つまり、極論すると、日本と言う国家は、「琉球人の文化」を守ってくれる存在な訳ではなく、逆に本土の人間と同化させることにより、民族性、つまり文化を中和させてしまう存在だったのである。
*注:琉球王国。文化圏は日本に非常に近く、人種的にも明確な違いが見られない為、単に本州の行政能力が及ばない「日本」であったとも考えられる。アイヌも同様だ。しかし、言葉が方言の域を越えていたりと、独特の文化を発展させていたのも確かである。
中東、中央アジア、アフリカ、東ヨーロッパ、中南米、内陸アジア…世界を見渡した時、国境が何を意味するのか、非常に疑問になってくるのだ。逆に国境の存在が戦争を引き起こしていると言って間違いない。
民族は分断され、宗教ももちろん微妙なラインで無造作に分割されている印象がある。隣同士で戦争している国でも、双方がA宗教、B宗教、A民族、B民族を双方抱えている場合は非常に多い。一体、何で戦争しているのかさえ、傍目に理解に苦しんでしまうのである。

いや、民族ごとに、丁寧に綺麗に分割しろよ! と思ってしまうのだが、実際はそうはいかない。
まずは、そもそも民族とはどうやって出来たのかを考えていこう。
民族の成り立ちと分断
古い古い時代に遡ると、その土地ごとの気候風土、環境での生物としての適応能力で、外見、性格の違いが出来てきていることが分かる。これを分類したのが「民族」の始まりだ。「人種」と言われるかも知れないが、民族の大元は人種であると言ってもあながち間違いではないはずだ。
やがて、地域地域のコミュニティや歴史が発達し、国家、宗教が発展し、それらで細かく分割されてゆき、長く続いた国家では、その国民が固有の民族になることもある。
さて、では何故現在国家は、民族、宗教ごとに一体化していないのだろう。
理由は数多あるが、代表的なものに「利権争い」がその原因の一つに挙げられる。具体的に言及すると、国王の支配欲である。列強国の植民地政策も含まれるし、軍国、帝国主義、広義では現在の資本主義、共産主義にも当てはまるだろう。
歴史上綿々と続く侵略戦争で、民族固有の土地は分断され、取り込まれ、また民族同士での諍いで分裂したこともあったろう。違う民族同士が利害の一致で同化したこともあったかも知れない。
土地や資源、人材は、長い長い歴史の中で奪い合われ、民族は分断されていったのだ。
つまりは、国王一部族の欲望が、現在の民族や宗教が分断され奇妙な「国境線」を引かせた主原因なのだ。
さて、本題に戻す前に、もう一つ言及しておこう。現在の軍隊を考える上で非常に重要なことだ。
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